『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』感想(ネタバレあり)
エヴァが終わりました。
お疲れさまでした。ありがとうございました。
10代から追ってきた作品がついに終わったわけですが、高揚感があるでもなく、喪失感があるでもなく、ああ終わったなあ、という感じです。
まだ一回しか見ていないので細かいコメントは出来ないけど、トウジやケンスケが出てきたあたり、やはり旧劇よりも優しい世界だなあと思いましたね。というか大人になったなあ二人。まあそういうお話しなんだから当然だけど。
厳しかったのは笑えるシーンで笑えなかったのがきつかったですね。巨大綾波ヘッドが出てきたところとか完全に笑う場所でしょ。あの辺は円盤でも配信でも始まったときに改めて友人らと笑いながらツッコみたいですね。
あと最後、シンジの声が変わったのが割とショックでなんでだろうって考えてたんだけど、あれも緒方恵美をシンジの呪縛から解放するためだったのかな…と他の人の感想を読んで腑に落ちた気がします。
そんなこんなで面白かったです。いや面白かったっていうのも違うんですけど。なんでしょうねこれ、本当にお疲れさまでしたとしか言えないな…なんか僕もエヴァも年とってたよなって確認したような映画でした。
エヴァが完結したことでどこかすっきりしたのは確実で、時々なにかしらで思い出すような作品になってくれたかなという感触です。
ではまたいつか思い出す日まで、さよなら。