ハコブロ

箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

感想溜り

嘘つきは妹にしておく (MF文庫J)

嘘つきは妹にしておく (MF文庫J)

君の嘘、伝説の君 (MF文庫J)

君の嘘、伝説の君 (MF文庫J)

『侵略する少女と嘘の庭』がなんだか素敵な読感(食感のような感じで)だったので前に引き戻って買ってみた。一作目はなんといってもタイトルが素敵だよね。妹にしておくって、なんだよそれ、嘘つきだったら妹にしていいの? 素晴らしすぎじゃない?
この嘘シリーズ全部通して言えることだけど、現実と不思議*1がすごく混ざり合っている。だから、全作とも話の最後が現実の部分だけだから、変な読後感になるのかしらと思った。
(追記)こういうのをマジックリアリズムって言うのかしら。初めて知った単語だから使い方が正しいか分からんぜ。
ネクラ少女は黒魔法で恋をする〈3〉 (MF文庫J)

ネクラ少女は黒魔法で恋をする〈3〉 (MF文庫J)

表紙だけは黒スト成分が高いんだよな……。
というわけでネクラ少女3巻。今回はデートしたりミニスカはいたりと、もういよいよネクラ少女と言えなくなってきたんじゃないかと思うものの、外見がどうであろうと内面が暗けりゃネクラでいいのかと考えつつ、でもこのアクティビティはやっぱネクラじゃねえよなと感じた3巻だった。最後のシーンのあたりなんか熱血少女だよ。これも成長かねえ。

*1:ファンタジー要素を持った