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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

青春の部活動

クジラのソラ 01 (富士見ファンタジア文庫)

クジラのソラ 01 (富士見ファンタジア文庫)

門倉聖一はもう紹介しましたが、彼の友人も凄い。なんせ黒田大輔。どんだけ凄いストレート放るんだよって突っ込まずにはいられない。さらには三浦一成。1人でバッテリーですよ。亮二じゃなくて一成ってあたりが通。しまいにはおさげのメガネっ娘に下柳と名づける始末。たまらないね、たまらないよ。他にも土居だ久保田だ村田だ岡田だと正にやりたい放題。これから海外の人も増えてくるし、いっそう目が離せませんね! きっとローズがいるぜ! ローズ!
とまあひとしきり野球ネタだけで盛り上がったところで本編についての感想に入りますが、SFで部活物でスポ根という美味しいネタが盛りだくさん。ちょっと戦闘シーンが盛り上がりに欠けるのが残念ですけど。あとヒロインがなあ、もうちょっとダメな子のままで行って欲しかった気もする。天才に立ち向かう凡才が好きという個人的理由だけど。
愚者のエンドロール (角川文庫)

愚者のエンドロール (角川文庫)

ラストの一文が素敵で、それだけでこの作品の価値を高めているんじゃないかな。僕も心から同意権だ。
ミステリーという言葉が持つポテンシャルをいっぱいに詰め込んだ作品で実に良かったよ。はやいとこクドリャフカの順番も文庫化しないかしら。