ハコブロ

箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

たまりすぎ

撮りためていたアニメを見たり、マンガやラノベの感想をこなす。広島への行き帰りで『犬はどこだ』が読めたのはよかったな。行きの間はだいたい寝ていたんだけどね。
しかしハイビジョンはやたらときれいだなあ。ヴェネチアに行きたくなってくるぜ。
 
85.2 27.5

新幹線はあんまりなのか

そうなのか、麗……。残念だ。
しかしなんか、麗がやけに近くにいるというか、最初の頃よりも明らかに接しやすくなってるよね。家族として認められたってことかな、これ。素直にうれしいんだけど。
 

狼と香辛料 #11 狼と最大の秘策

切羽詰った状況でイチャイチャするとか、どんだけバカップルだよ。破産してしまえばいいのに。しかしホロは健気な女の子だなあ……。
羊で金の密輸をするのはいいんだけど、どうやって取り出すんだろう。前からか、後ろからか。それとも掻っ捌くのか……。どうせ喧嘩別れするんだから掻っ捌くのが合理的かしら。それにしたってレメリオさんは商人の面じゃないよね。

犬村小六『とある飛空士への追憶』

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)

評判に誘われて購入。評判どおり、とても素敵な作品だった。ジブリ映画のようというような評をどこかで見たのだけれど、まさにそんな感じ。二時間映画で見てみたい作品でしたよ。文章でももちろん素敵なのだけれど、やはり空戦シーンと諸島での二人、そして圧倒的ビジュアルのラストシーンは、ぜひ映像でも見てみたい美しさがあると思う。
飛び立つまでが若干退屈なんだけど、飛び立ってからはぐいぐいと引き込まれていったね。やはり地上は煩雑すぎるということなのかな。

米澤穂信『犬はどこだ』

犬はどこだ (創元推理文庫)

犬はどこだ (創元推理文庫)

主人公が学生じゃない米澤ミステリーは読むのが初めてだったので、新鮮だった。いやしかし、さすがというかなんというか、大変面白かった。特に、紺屋とハンペーのキャラがいい。小市民や古典部よりも好きだな。紺屋S&Rを舞台にした続編って出てるのだろうか、あるなら読みたいけど。
内容としては、二つの事件をそれぞれ別の人間が調査し、それが密接に絡み合うという展開ももちろんよかったけど、でもやっぱ一番の肝はラストだろうね。最後に何か、とてつもなく渋いものを食べてしまったかのような読後感がしばらく滞留していましたよ。読み終わっても緊張を持続してしまうような、そんなラストでした。

TOBI『眼鏡なカノジョ』

眼鏡なカノジョ (Flex Comix)

眼鏡なカノジョ (Flex Comix)

The 眼鏡マンガ。この世の天国がここにあります。まじで。
というわけで素敵な眼鏡作品集でした。個人的な好みは1,3,5,6話かな。水谷さん可愛いです。

たなかのか『タビと道づれ』3巻

タビと道づれ 3 (BLADE COMICS)

タビと道づれ 3 (BLADE COMICS)

ARIAが終わってしまった今のBLADEを支えていくポテンシャルがあるのは間違いなくこの作品である、と信じているのだけれどあまり売れてないんだよなあ。さびしい。
人と人の心のつながりを静かに、生々しく描いてるこの作品はとても痛々しいのだけれど、だからこそ心と心がつながったその瞬間の喜びとか、美しさといったものが、本当に鮮やかに描かれていると思います。
こっからネタバレなので反転→にしても、本誌を読んでいたときは思いつかなかったけど、流れ星に一番近いところにいるのってもしかして、5年前のタビか? でもそうなると記憶の問題があるか……。でも一番こんなことしそうなのってタビくらいしか思いつかないんだよなあ。