支倉凍砂『狼と香辛料 Ⅶ Side Colors』
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2008/02/07
- メディア: 文庫
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少年と少女と白い花 長かったわりに落ちきってなくてなんだかもにょもにょとする話。鹿のあたりも出てきた意味が分からんし、うーん、どうなんだろう。
林檎の赤、空の青 1巻から2巻をつなぐ短編。勢いだけで買ってしまった大量のリンゴの処理が力技過ぎて笑えた。すぐにいちゃつく二人のバカップルぶりは、ここからすでに始まっていたのね。
狼と琥珀色の憂鬱 2巻から3巻をつなぐ、ホロ視点の短編。とにかくツンツン、とにかくデレデレ。リンゴのように甘酸っぱいにおいが紙面から漂ってくるかのような作品で、お前らどんだけラブラブなんだよと正視してるのがバカらしくなってくる出来だった。しかしホロ視点で見ると、さらにロレンスが可愛く見えてくるから困るな。まったく困った羊だぜ。