一ネタやったところで
冷静になって今回のトレードを考察してみましょうか。ちなみに現時点での評価は「今期トップクラスの馬鹿トレード」です。
プロ野球：横浜・古木とオリックス・大西が交換トレード
毎日新聞
横浜の古木克明外野手（２７）とオリックスの大西宏明外野手（２７）の交換トレードが１７日、両球団から発表された。外野の守備強化と右の代打を求めた横浜と、左の中長距離打者補強を目指したオリックスの思惑が一致した。
この日、横浜市内の球団事務所を訪れた古木は「オリックスは個性が強く、一人一人の能力が高い。自分の打撃をアピールしたい」と抱負を語った。古木は愛知・豊田大谷高からドラフト１位で９９年入団。今季は主に代打で７２試合に出場し、打率２割４分７厘、４本塁打、１４打点。
大西は「大阪ドームが満員になるのが夢だったので今は複雑な気持ち。横浜でもファンに愛されるよう自分らしさを出したい」と述べた。大西は、大阪・ＰＬ学園高から近大をへて、ドラフト７巡目で近鉄に０３年入団。堅い守備とシュアな打撃を持ち味にし、今季は８３試合で打率２割４分７厘、４本塁打、１６打点。【村田隆和】
毎日新聞 2007年12月17日 18時20分
毎日さんのところのが一番わかりやすいね。
要するに横浜は右打ちで守備のうまいのが欲しかった。んでオリは左のパンチ力がある選手が欲しかったと。しかしこの二人、似た成績ですねえ。打点が古木のほうが少ないあたり微笑が浮かんできますけど。
まあ横浜から行きますか。ね、右打ちの外野手。右打ちの外野手ですって。僕がぱっと思いつくだけで吉村小池内川下窪桑原西崎といるわけなんだけど、またさらに？ まあ確かに西崎はショートに（意味の分からない）コンバートしてますし、そうなると5人ですか。十分いるような気もしますけど、次に考えないといけないのは守備ですね。守備強化が目的みたいですし。
確かに古木は足もそこそこ速くて肩がなかなか強いとは言っても、守備はひどいですからね。それを放出して上手いのを獲得しようというのは良く分かる戦術といえるのではないでしょうか。もうちょっと守備に関するデータがあるとやりやすいんですが、なかなか難しいですね。
まず金城というレギュラーを除いて考えると、次に上手いのは小池ですか。その次に来るのは誰でしょう、難しいです。今期失策0だった下窪あたりが来るんですかね。そしてポテンシャルの高い吉村、内川、桑原と続いていきそうな感じです。普通のラインはどのあたりですかね、吉村あたりですかねー。大西は下窪よりも上のあたりでしょうか。大西は捕殺が多いですからね、きっと肩や送球がいいのでしょう。しかしそれよりも横浜は来期の外野陣をどう構成するつもりなんですかね。センター金城とライト吉村は動かないでしょうし、残る一枠をビグビー、内川、鈴木尚あたりが争うんですかね。なんて数えてたらもう5人ですね。残りは守備固め1枠くらいでしょうか。その1枠を小池と大西と下窪と桑原で争うわけですねー、こいつは愉快。まあ、ビグビーがどうなるかわかりませんしね。でもそうなったら左打者を放出したのが不思議ですけど、そこは下園や河野に期待ですかねー。
んでオリですけどね、左の中距離が欲しいと。そんなことより来期のオリのスタメンがまあ面白そうな感じですね。C日高1Bカブレラ2Bラロッカ3B北川SS大引LFローズSF古木RF浜中DH清原ですかね。超重量級なんてものじゃないですね、アルティメットですよこれは。防御率的な意味で。ところでなにわのゴジラこと岡田くんはどうしているのでしょうか。私、気になります。それにファームでホームラン王になった迎は右打ちながら外野ですし、そこんところどうなんですかねー。というかオリは浜中に続いてどうして外野手を獲得しているんでしょうか、不思議でなりません。
まあ横浜としてはこれで小池を使ってさらにトレードを考えているんじゃないかなんていう友人の考察もあったりしますけど、どうなんですかねー。横浜のフロントがそこまで聡明とは思えないんですが、確かに左の中継ぎは必要ですよね。まあ、だったら初めから複数人で菊地原獲得しろよと思わなくはないですけど。というかトレードのためのトレードとか愚の骨頂って感じですよねー。
というわけで全然冷静になってません。でも仕方ないですよねー、人間だもの。僕の古木が僕の一番嫌いなオリックスに行ってしまったんですもの。そりゃ日常生活で軽く沢尻エリカチックになってしまうのも致し方ないですよねー。
というわけで今回のトレードは「今期トップクラスの最悪なトレード」ってことで！
（追記）でもまあ、古木はおととしあたりからトレード願望あったし、本人的にはOKなんだろうなあ。希望がかなったことによって打棒が目覚めてくれるといいんだけど。
（追記2）古木のユニ、買ってから結局一度も着なかったな。来期の横浜とオリの交流戦にでも着ていくか。
