ハコブロ

箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

ぼくらの #24 物語

ウシロ、30時間の激闘編。オチが若干弱い気もしたけど、いい最終回だったな。15人を順番に思い出していくところがよかった。ああ、生きてたんだなって思えたし、ウシロがちゃんと周りのことにも目を向けられるようになってたのが嬉しい。「孤独ではないぞ」っていうおっさんの呟きも嬉しかったね。
カナがどうしてウシロにずっとついてたのかとか、ぼくらのの戦いを子どもたち全体に言えることなんてのを口に出してしゃべっちゃったところなんかはいただけなかったけど。そういや支配者は丸投げか……。
総括。前半の方はほんと鬱々しい話だなと思って見ていたんだけど、後半になってそれぞれが前向きに戦うようになってからはそのイメージが一転したのが印象的だった。監督が原作者に「子どもたちを救っていいですか?」って聞いたそうだけど、カナが最後、ダイチの家族に15人の物語を話すことで彼らが生きていたことが刻まれるのだとしたら、それは確かに救いなのだと思うよ。