ハコブロ

箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

こいつあー極上だぜ

大阪から帰る新幹線の中で読もうと思ったものの、結局ずっと寝ていたために読まなかった二冊。ここにいたって久城とグレヴィールのコンビが完成されつつあって面白い。
2巻での占いの内容が3巻に生きてて、3巻の内容が4巻に生きてるという理想的な話運びでうまいと思った。「作家の旅」と「電波の国」が皮肉が効いてて良かったけど、個人的には「商人の国」が好きだった。あとお犬様。
普通の後書きが用意してあって、読んでいくんだけど、絶対他にもどっかに後書きがある、と思ってしまうのは仕方のないことですよね。もの凄く面白かった。今期読んだ中で一番良かったといっても差し支えない。特に、日菜と健一の会話がもの凄く秀逸な出来だった。
これからで気になることは、圭一郎がいつ13階に加わるのか、蛍子の今後の絡み方、あと鈴璃が登場するまで何ヶ月かかるのかあたりか。
蛍子で思い出したけど、さっちさんの絵柄が安定したのはいいんだけど、ちょっとデフォルメがすぎるというか……ぶっちゃけロリすぎる。あと、大海父の顔がでかすぎて怖い。表紙の千夜子は太ももがエロくて大変よろしいと思いますが。
しかし今回、健一くんHしてないような……。あ、いや、2,3日あいだが開いてるから冴子としてるか。まあ、そういう巻だったし、匂わないのも仕方ないか。