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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

時雨沢恵一『メグとセロン Ⅰ&Ⅱ 三三〇五年の夏休み』

下巻が出るまで二ヶ月間我慢していた上巻から一気読み。しかし、これだけの厚さなら分冊にする必要は無かったんじゃないだろうか。いやまあ、あとがきを二倍楽しめたからいいんだけどさ。
メグのほうはリリトレに何度か出てたからキャラの把握は出来てたんだけど、セロンはイラストから受け取った印象とぜんぜん違ってたのが印象的だったな。もっと冷淡でクールなのかと思ったらただの天然で、しかもセロンの方がメグにぞっこんとは思わなかったな。しかしヒーローもヒロインも天然か。天然同士のカップルは見てて和むが、果たして本当にくっつけるのかこいつらは。
アリソンやリリトレに比べたら一層軽くなったが、リリトレの重さがいまいち好きになれなかった僕にはちょうどいいかな。アリソンやリリトレとは違って学園内がメインっぽいし、今まで以上に主要人物も多いし、もっとわいわいとした騒がしい話になってくれるのを期待するよ。