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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

多崎礼『<本の姫>は謳う 4』

“本の姫”は謳う〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)

“本の姫”は謳う〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)

MOTHER2のラストを思い出した。いやー、なかなか自覚的に出来るものじゃないだろうに、よく書いたなあ。そりゃあ僕も願ったけどさ。
というわけで本の姫、とてもよいハッピーエンドでした。もうちょっとレッドに描写を割いてあげて欲しかったとも思うけど、まあ、バランスを考えたら仕方ないか。ただちょっと天使たちの名前が紛らわしくて混乱しまくったのは事実。「このツァドキエルはどのツァドキエルだ!」みたいな。
まあ、いいんだ。アンガスもセラもアザゼルもリバティも初代もテラも、誰もが幸せになってくれたから。今はウォルターのことを思いただ泣くのみ。