ハコブロ

箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

Melancholy of Baseball fans

横浜ベイスターズの優勝をいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまで横浜ベイスターズの優勝などという想像上の結末を信じていたかと言うとこれは確信をもって言えるが最初から信じてなどいなかった。
5月頭の首位は春の珍事だと理解していたし、自力優勝が消滅したわけでもないのに今シーズンの優勝を疑っていた賢しい俺なのだが、はてさて、横浜ベイスターズプレーオフ進出すら危ういのだということに気付いたのは相当後になってからだった。
いや、本当は気付いていたのだろう。ただ気付きたくなかっただけなのだ。俺は心の底からシーズン終盤にプレーオフ争いをすることを望んでいたのだ。
しかし、現実ってのは意外と厳しいっ。
他球団の戦力が整っていることに感心しつつ、いつしか俺は試合速報をそう熱心に見なくなっていた。鈴木尚復活? 頭角を現す若手? 他球団に怪我人続出? そんなのあるワケねー……でもちょっとはあって欲しい、みたいな最大公約数的なことを考えるくらいにまで俺も成長したのさ。
交流戦開幕の余韻が完全に消え去る頃には俺はそんなガキな夢を見ることからも卒業してベイスターズの連敗にも慣れていた。俺はたいした感慨もなくニュースサイトを巡り、そのニュースと出会った。
しみじみと思う。やれやれ。