ハコブロ

箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

19年前はファンじゃなかった

プロ野球の全試合が終了しました。

横浜DeNAベイスターズはシーズンで3位になり、CS1stを勝ち上がり、CSFinalも勝ち上がり、そして日本シリーズを2-4で終えることになりました。

19年前。1998年、僕はまだ横浜ベイスターズのファンではありませんでした。ですからあの時は、悔しさを持って、横浜ベイスターズの胴上げを見ていました。

そして今年、ベイスターズは19年ぶりに日本シリーズに進出しました。しかし、僕はそれよりも少し短い時間しか共有していません。だからかもしれません。勝っても負けてもいいと。選手たちが日本シリーズを体験することが一番だと、そう思っていたのは。

しかし、第5戦。8回表柳田選手と山﨑選手の打席を見てから、そうは思えなくなりました。勝ちたいと思いました。点は取れる時に取るべきであり、試合は勝てる時に勝つべきであり、日本一はなれる時になるべきだと思いました。

だから今、とても悔しいです。これまでのシーズンのどれよりも悔しい。ホークスに敗れ日本一になれず、広島に敗れペナントも取れず、阪神に敗れシーズンを勝ち越すこともできなかった。勝てなかったことが悔しいし、明らかなチーム力の差が悲しい。

けれど、本当に、これまでのどのシーズンよりもドキドキし、ワクワクし、心から楽しかった一年でした。

これからオフシーズンが始まります。これまでよりもものすごく短いオフシーズンです。たくさん見つかった課題をこんなにも短い期間にどうにかできるのかと心配にもなりますが、それを糧として来シーズンの開幕を待ちたいと思います。

願わくば来年こそ、全チームに勝ち越し、ペナントを取り、日本一を掴み取れますように。チームと共有したこの想いを持って、これからも応援していきたいと思います。

…あー、勝ちたかったなあ。