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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

アナと雪の女王を見てきました

アナと雪の女王 | ディズニー映画

平日の昼間なら男ソロで見に行っても大丈夫だろうと思ったら隣が親子連れでした。つらい。

そんなこんなでアナと雪の女王です。そもそもディズニー映画を映画館に観に行くというのがおそらく初めてなんですけど、なんか惹かれたんですよね。ともあれ、衝動に任せて見に行って良かったです。

とにかく雪と氷の表現がすごい。冒頭の氷を切り出すシーンでの氷の透明感で一気に引きこまれ、その後の雪の表現がいちいち非常に細かくて感動しました。そしてストーリーにしても、常にすれ違う姉妹のやりとりが切なくて切なくてたまりませんでした。開城するシーンのアナがとてもはしゃいで絵画と同じポーズをするシーンはとても可愛いのに、その裏で王位継承の儀式に不安を募らせるエルサが実に痛ましい。その後、やっと会話ができて「ああ、良かったね」と思ったらあんなことが起きて……そしてLet it goですよ! もう泣くっちゅーの!! 歌の後半しか知らなかったから力強くていい歌だなとか思ってたらなにこれ凄い切ない歌じゃん! つらいわ!!

いやもうほんと、ここまで積み重ねてLet it goを聞けたというだけでこの映画を見た価値ってあると思うんですけど、まあ素晴らしかったですね…。ぜひとも映画で見ていただきたいと思います。極めて細かいところにまで神経が行き届いた美しい映像と、素直に感動できるストーリーが噛み合った素晴らしい作品でした。

あと、冒頭で白黒時代のミッキーの短編アニメをリメイクしてて、これも面白かったですね。過去の作品を下敷きにこういう表現ができるのかと感動しました。この作品をフルに楽しむためにも3Dで見てほしいなあと思います。たぶん3Dの方が映像的に面白いと思うので。