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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

6月読書まとめ

マンガ11冊、ラノベ4冊、その他4冊。まあまあ調子出てきた感じ。

  • 今月の5冊

弱虫ペダル 23 (少年チャンピオン・コミックス)2番打者論参謀―落合監督を支えた右腕の「見守る力」ちはやふる(17) (Be・Loveコミックス)ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (1) (電撃文庫)
『弱虫ペダル』は鳴子がひたすら格好良かった。意地があるんだよ男の子には。『2番打者論』と『参謀』は野球好きにはやはりお勧め。攻守共に考え方がだいぶ変わると思います。『ちはやふる』も覚悟完了した太一と復活した新が強くて格好良くてたまらん。『天鏡のアルデラミン』は久方ぶりにドキドキする戦記ファンタジーで非常に楽しみな作品。正しく怠けることで勝利を得るイクタのこれからの戦いが気になります。
以下収納。
6月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:4826ページ
ナイス数:66ナイス

エスケヱプ・スピヰド 2 (電撃文庫 く 9-2)エスケヱプ・スピヰド 2 (電撃文庫 く 9-2)
見事に完結した前巻からの続きということで心配したが杞憂だった。今回も廃墟とメカがてんこもりで非常に楽しめる一作である。鬼虫が失われたために戦闘が地味になるかと思っていたが、新キャラの菊丸と生きていた剣菱、巴のおかげで相変わらず派手である。ただ生身の九曜が勝ててしまう甲虫にはちょっとガッカリ。もっと強いのが出てくると楽しいかな。
読了日:06月28日 著者:九岡 望
天鏡のアルデラミン―ねじ巻き精霊戦記 (電撃文庫 う 4-4)天鏡のアルデラミン―ねじ巻き精霊戦記 (電撃文庫 う 4-4)
面白かった。魔法もある中世のファンタジー戦記で、主人公はいずれ名将と謳われる常怠常勝の騎士イクタの帝国を救う物語。…という話ではない。彼と小さな姫が目指すのは「上手に負けること」であるし、恐らくこの世界は未来が舞台である。この時代に至るまでに作られた精霊とはいったい何なのか。彼らはいかにして滅びずに負けるのか。戦記物として面白いのはもちろんであるが、こういった舞台装置が非常に魅力的である。今後の発刊が楽しみな一冊だ。
読了日:06月28日 著者:宇野 朴人
空知らぬ虹の解放区 (ガガガ文庫)空知らぬ虹の解放区 (ガガガ文庫)
秘匿すべき趣味を持ってしまった人たちがその業の深さ故に苦しまねばならない話、というわけではないのだけれど、異質な物を好きになってしまった登場人物たちの追い詰められ方が切なかった。まあ、真面目に生きてるほど、正面から来る本物の衝撃には弱い物か。どうやらツイン主人公らしいとのことなので評価は保留。弟くんの活躍に期待。
読了日:06月28日 著者:秀章
デーゲンメイデン  1.台場、両断 (富士見ファンタジア文庫)デーゲンメイデン 1.台場、両断 (富士見ファンタジア文庫)
王道一直線で好感が持てる。相手が斬れないという問題を一巻でスパッと終わらせたのは良かったです。古今東西の名剣珍剣魔剣の類が勢揃いしそうなので、そこら辺の名前を調べるだけで楽しそう。最後にあっさりといすかが出てきてる辺りは最近の作品のスピード感だなあ、という感じ。
読了日:06月28日 著者:田口 仙年堂
おおきく振りかぶって(19) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって(19) (アフタヌーンKC)
武蔵野戦の終わり。阿部と榛名の確執も終わり? 3年が抜けた後の武蔵野はどうなるのか。楽しみだ。そしていよいよタイトル通りに三橋がフォームチェンジ。最近は否定的だけど、やっぱり振りかぶる方が格好いいよね。男の子だしそういうのって大事だと思います。西浦のみんなも少ないながらに見せ場があって良かった。西広の努力とか、須山の毒舌とか、泉の優しさとか。いやあ、しかし甲子園か。行ってみたいなあ…。
読了日:06月28日 著者:ひぐち アサ
グラゼニ(5) (モーニング KC)グラゼニ(5) (モーニング KC)
表紙が白い。忙しかったのかな。基本ずっとオフなのでそこまで派手ではないが、それでもひたすら墓穴を掘る凡田が凄い。あとユキちゃん出ずっぱり。はやくオフ恒例の契約更改が見たかったけど、それはまた次かな。それはそれとしてやはりトライアウトは切ないね…東山紀之の声が聞こえてくるようだ。
読了日:06月28日 著者:アダチ ケイジ
ジゼル・アラン 3 (ビームコミックス)ジゼル・アラン 3 (ビームコミックス)
ジゼルの切ない過去が垣間見えたり、エリックに辛い現実が突きつけられたり、店長や修理屋が多少の清涼剤になってくれたとは言え、どうにも重苦しい感じがぬぐいきれなかったな。
読了日:06月28日 著者:笠井スイ
7時間目の音符(ノート) (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)7時間目の音符(ノート) (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
ずっとイチャイチャしてるわけじゃないけど、隙を探してイチャつく姿の方がむしろ来るね。あと他のキャラの始まりそうで始まりきってないイチャラブをどうぞはやく進めて下さい。
読了日:06月28日 著者:志摩 時緒
ちはやふる(17) (BE LOVE KC)ちはやふる(17) (BE LOVE KC)
新の静かな強さ、太一の秘めた強さ。それぞれが表面にはなかなか出てこない癖に、激しく印象に残るエピソードだった。負けたクイーンと千早、負けなかった新と太一。それぞれの次が気になる。
読了日:06月28日 著者:末次 由紀
咲-Saki-阿知賀編episode of side-A(2) (ガンガンコミックス)咲-Saki-阿知賀編episode of side-A(2) (ガンガンコミックス)
さくさくと準決勝進出。千里山強すぎである。玄ちゃんは一定以下には恐ろしい強さを発揮するけど、あるラインを超えると途端に苦しくなるね。しかしお姉ちゃんかっこよかったよ。結局灼と穏乃の強さが分からなかったなあ、そのうちやってくれよホント。
読了日:06月28日 著者:小林 立,五十嵐 あぐり
咲-Saki-(10) (ヤングガンガンコミックス)咲-Saki-(10) (ヤングガンガンコミックス)
塞強すぎ。決勝進出したとして先鋒に置いたら照さん封殺できるぞ。宮守女子が誰も彼も好きすぎるのでぜひ決勝に行っていただきたいが、どうなるかなあ。永水はひたすらおっぱい。あってもなくてもおっぱい。そして末原先輩の顔芸が激しかった。そういえば咲さん目立ってなかったなあ…次からかな。
読了日:06月28日 著者:小林 立
参謀―落合監督を支えた右腕の「見守る力」参謀―落合監督を支えた右腕の「見守る力」
8年間中日ドラゴンズでチームを、そして落合監督を支えた名コーチの中間管理職論。落合博満の『采配』を読んでおくとまた楽しめるなあ、という感じで、どうせなら併せて読んでおきたい。物議を醸し続ける山井の交代劇や、ローテーション投手の起用法、戦力となる投手をどう計算するかといった野球ファン垂涎の話があって読み応えがあった。またそれとは別に、一部門の全権を委任されたものとして、いかに集団をまとめ上げるのかといったノウハウも書かれていて、そういった読み方でも楽しい物だった。しかしこれを読むに、森繁和コーチが予告先発
読了日:06月28日 著者:森 繁和
悲鳴伝 (講談社ノベルス)悲鳴伝 (講談社ノベルス)
中高生の頃に読んでいれば衝撃を受けただろうなあと思いながら読み進め、飢皿木博士が再登場してからは彼に感情移入してしまい、ああ僕はもうそういう立場になったんだなあ、と変なところでしみじみとしてしまった。さておき、西尾維新らしいというとどんなもんだよという話になるが、慈悲はなく、かつさっぱりとしていて、それでいて心揺さぶられる、そんな作品だった。読み終わったときは「え、ここで?」と思ったが、まあ空々くんのストーリーとしてはここまででいいのかな、となんとなく思います。いやあしかし、酷いサブタイトルだったw
読了日:06月24日 著者:西尾 維新
ドラフィル!―竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄 (メディアワークス文庫)ドラフィル!―竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄 (メディアワークス文庫)
面白かった。テーマになっている曲を聴きたくなる強さを持った作品だったな。響介と七緒、そしてゆかりを巡る謎も良く出来てた。音楽と家族を主軸に、すっきりと楽しませてくれる良い作品でした。
読了日:06月16日 著者:美奈川 護
この果実は誰のもの (まんがタイムコミックス)この果実は誰のもの (まんがタイムコミックス)
表題の3角関係? が切なくて良かった。みんなちゃんと自信持って幸せになれれば良い。その後の短編も作者らしいズレ方で良かったけど、ハルハル卒業と明るい恋の花が好きかな。今年の抱負はちょっと、男としてはつらいw
読了日:06月16日 著者:仙石 寛子
四月は君の嘘(3) (講談社コミックス月刊マガジン)四月は君の嘘(3) (講談社コミックス月刊マガジン)
幼なじみの切ない話とコンクール。ライバルキャラが出てきて一気に盛り上がってきた。相座くんの純粋さが胸に突き刺さる。果たして井川は、そして公生はどういった演奏を見せるのか。楽しみであり、恐ろしくもあり。
読了日:06月16日 著者:新川 直司
宇宙大帝ギンガサンダーの冒険―水上悟志短編集 vol.3 (ヤングキングコミックス)宇宙大帝ギンガサンダーの冒険―水上悟志短編集 vol.3 (ヤングキングコミックス)
短編集。勢いだけで始まった物語がまさかこんな収束を見せるとは思わなかった。ネルも好きだが、鈴の話も好き。水上さんらしいずれたラブコメでした。あと茜の物語は良いご褒美。
読了日:06月16日 著者:水上 悟志
2番打者論2番打者論
2011年CS、中日の井端がヤクルトの館山からホームランを打ったところから始まる、現在・過去・未来それぞれのキーとなる2番打者へのインタビューとその役回りについて、これでもかと実例を挙げて書かれていて非常に読み応えがあった。昔ながらの2番打者というのが川相、もしくはその師である土井正三、つまりは巨人が創りだしたムーブメントにすぎないというのは目から鱗だった。右打者の2番、左打者の2番、バントをしない2番、バントも盗塁もする2番。チーム事情によって戦略が変わり、2番の役割も変わる。いやあ、面白い話だった。
読了日:06月10日 著者:赤坂 英一
弱虫ペダル 23 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル 23 (少年チャンピオン・コミックス)
表紙からしてデーハードヤドヤである。「見たかったわ」のひと言がたまらなく格好いい。そしてそんな鳴子の意地が坂道や今泉に伝わって、チームの力となっているのがまた素晴らしい。最高に格好いい走りでした。
読了日:06月09日 著者:渡辺 航

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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