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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

平坂読『ラノベ部2』

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)

うむ、面白い。時に笑い、時にほろりとし、時に考え、そして時に和む。そんな娯楽小説としてのあり方が詰まってる作品だった。
ていうかまさか、すでに龍之介がふられてたとは思わなかったなあ。やけに龍之介と美咲のあれやこれやを延々と描いていると思ったらそういうことだったのか。普通にびっくりしたぜ。幼なじみスキーとしてはいささか残念だが、きれいだったので良し。しかし龍之介、きれいに振られてるくせに、まだ未練たらたらだよね。優しさだけでもてれば良かったのにねえ。
あと、堂島くんの言葉にはだいたい賛同するので嫌いにはならない。そして「俺がライトノベルだ」は名言。