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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

9月読書まとめ

マンガ14、ラノベ4、その他2。ラノベがだいぶ読めなかった。移動中にソシャゲーやることが増えたからかな。反省しなければ。

  • 今月の5冊

四月は君の嘘(4) (月刊マガジンコミックス)GA -芸術科アートデザインクラス- (5) (まんがタイムKRコミックス)アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫)子ひつじは迷わない  贈るひつじが6ぴき (角川スニーカー文庫)2 (メディアワークス文庫)
四月は君の嘘』はコンクールが始まって途端に熱くなったわけですけど、今回出てくるライバルも非常に良いキャラしてて読んでるだけで熱気が伝わってくる絵が凄いです。音にどれだけの思いを乗せているのかと奮わせてくれます。そして主人公・公生の想像以上に重い過去が遂に登場。これをどう乗り越えるのか、次も実に楽しみです。『GA』は安定の面白さ。面白いというか、もう、なんだろう。安心感。『アニソンの神様』はアニソンを絡めた青春バンド物。文章で音楽をどう表現するかというところで、共通認識の多そうな題材を選ぶと実に有利だなと考えさせてくれます。技巧の名前を並べられるより、多少大げさでもなんとなく感じ取れるような比喩表現の方が文章では大事だなあ、とつらつら。『子ひつじは迷わない』待ってます。また会えるのを。『2』超怪作。是非同著者の『アムリタ』を読んで、面白ければそれから先の刊行物も全部読んでから『2』を読まれるといっそう楽しめると思いますので、まあ、何卒よろしくお願いします。
以下収納。
2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4479ページ
ナイス数:48ナイス

2 (メディアワークス文庫)2 (メディアワークス文庫)感想
超大作にして野崎まどのの集大成と呼ぶべき作品だった。アムリタからパーフェクトフレンドまで、これまでの全てがこの2のためにあり、この2によって過去作全ての結末が塗り替えられる様は正に圧巻である。アムリタで最原最早は特定の個人を対象に作品を作ればその人を寄り深く感動させられると言った。この2という作品は正しくそれであり、アムリタからこっち野崎まど作品を読んできた自分たちに向けて作られた作品である。最中だけでなく、我々もこの作品の1なのだ。面白くないはずがない。
読了日:9月30日 著者:野崎 まど
子ひつじは迷わない  贈るひつじが6ぴき (角川スニーカー文庫)子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき (角川スニーカー文庫)感想
サンタ仙波が可愛すぎて大変。なるたまそこ代われ。仙波の「あれこれってもしかしてデレてんじゃねえの…?」探しが大変に楽しくて心地よかった本シリーズですが、次は新シリーズということで滂沱と涙を流しつつ、それでも新シリーズを期待したいと思います。でもまた子ひつじも書いてね。お願いね。
読了日:9月30日 著者:玩具堂
僕と彼女のゲーム戦争4 (電撃文庫)僕と彼女のゲーム戦争4 (電撃文庫)感想
キャミィ杉鹿がひたすらにエロくて「ありがとうございます!」という言葉以外に無い。内容としては一冊丸ごとスパⅣAE…というかまあ格ゲー話。格ゲーは一対一でかつ己自信の技量が全てという点で非常に分かりやすく、物語として非常に分かりやすかったね。スパⅣのシステムはやや難解だったけど。終盤、岸嶺のソウルトランスがレバガチャで現実に戻されるくだりは格ゲーらしい要素で上手くきまってたな。次はちょっと遠いということで残念ですが、楽しみにしています。
読了日:9月30日 著者:師走トオル
アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫)アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫)感想
実にウェルメイドな青春小説だった。アニソンにまつわる「あるある」やバンドもののお約束を抑えつつ、演奏シーンの底抜けに楽しそうで血が沸き立つような興奮が良くでていたと思う。ぜひ該当の曲を聴きながら読むか、アニソンに親しんだ人はいっそ何も聴かずに読むことをオススメします。きっとあなただけの歌が聞こえてくることでしょう。
読了日:9月30日 著者:大泉 貴
咲日和(2) (ビッグガンガンコミックス)咲日和(2) (ビッグガンガンコミックス)感想
風越はいつも幸せそうで良いよな。
読了日:9月30日 著者:木吉 紗,小林 立
デンキ街の本屋さん 3 (フラッパー)デンキ街の本屋さん 3 (フラッパー)感想
ひたすら先生とつもりん。あと時々カメ子とフガちゃんとひおたん。まあ先生がひたすらいじられてて可愛かったので良し。カントクを巡る恋模様はどういう決着を付けるのか。
読了日:9月30日 著者:水 あさと
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (4) (カドカワコミックス・エース)まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (4) (カドカワコミックス・エース)感想
メイド姉、魂の演説。そして南部諸王国と中央の本格的な経済戦争へ。子弟たちが頑張りを見せるが魔王不在で厳しい状況のままなのは変わらず、果たしてこの難局をどうやって乗り越えるのか。そして同盟の青年商人の意図はなんなのか。気になる引きで次の巻へ。
読了日:9月30日 著者:石田 あきら
天地明察(3) (アフタヌーンKC)天地明察(3) (アフタヌーンKC)感想
ここにきて新たな萌えキャラ・じいちゃんずが投入される。隙が無い。星以上にキラキラした瞳の老人たちが俺達と算哲にとって、どれほどの救いとなったことか。そして思い出したように暦の話も出始め、いよいよ算哲の人生を賭けた大勝負が始まりだした感じですね。楽しみ。
読了日:9月30日 著者:槇 えびし
魚の見る夢 (1) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)魚の見る夢 (1) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)感想
さらりとした絵の割りにドロドロした内容で読み応えがある。御影、家ではかなり人格破綻してるのに、ちゃんと学校生活を送れててびっくりした。そりゃ高柳もあんな顔するわ。妻たちがこのマンガの良心なのでみんな壊れないでね…九条とか怖そうだけど。
読了日:9月29日 著者:小川 麻衣子
グラゼニ(7) (モーニング KC)グラゼニ(7) (モーニング KC)感想
凡田、先発ローテへ。ということでいろいろやるけれども結果が出ず、二軍に落ちたり色々と大変そうです。果たしてローテPとして固定されるようになるのか、これから先に期待したい。
読了日:9月29日 著者:アダチ ケイジ
GA -芸術科アートデザインクラス- (5) (まんがタイムKRコミックス)GA -芸術科アートデザインクラス- (5) (まんがタイムKRコミックス)感想
ひたすら夏休みぷらすちょっと新学期。キョージュ誕生秘話とか壊れたキョージュとか、キョージュ眺めてるだけで楽しかった。絵はがき描いてる回が一番好きだったな。あとナミコさん姉パーフェクト過ぎてやばい。
読了日:9月29日 著者:きゆづき さとこ
無邪気の楽園 2 (ジェッツコミックス)無邪気の楽園 2 (ジェッツコミックス)感想
主人公がもはやエロ方面にだけ早熟な小学生にしか見えない。ちょっと慣れすぎじゃ無いですかね…。とりあえず新キャラ増やしたり一巻の時のモブの子の話を増やしたりと目先を変えただけな感じで、もう既に作品としての先が無い感満載であった。
読了日:9月29日 著者:雨蘭
ロウきゅーぶ! 4 (電撃コミックス)ロウきゅーぶ! 4 (電撃コミックス)感想
表紙の無意味に持たせたリコーダーが恐ろしい。葵の押しかけ女房列伝という感じで、まあ正しいこと言ってるしやってるんだけど、うざったく見えちゃうのはなぜだろうね。損な子だ。
読了日:9月29日 著者:蒼山 サグ
ベイビーステップ(23) (講談社コミックス)ベイビーステップ(23) (講談社コミックス)感想
普通に強い緒方克美戦。用意した全てが返されて絶望したくなりそうなとき、それでも突破点を見つけようと戦うエーちゃんはさすがの主人公でした。
読了日:9月29日 著者:勝木 光
四月は君の嘘(4) (講談社コミックス月刊マガジン)四月は君の嘘(4) (講談社コミックス月刊マガジン)感想
井川絵見の純真、有馬公生の罰。有馬や井川から激しく溢れる感情とは正反対な、有馬の無貌な演奏。彼の心はどこにあるのか。そこに救いはあるか。
読了日:9月29日 著者:新川 直司
ふわふわの泉 (ハヤカワ文庫JA)ふわふわの泉 (ハヤカワ文庫JA)感想
これがファミ通文庫から出ていたのか、と驚く。ある新発見から世界が転がっていく様はなるほどピアピア動画と同じだなあ、と納得。宇宙へ気軽に出かけ、宇宙人とコンタクトしてさあこれから、というところで終わってしまったのは残念だけど、読後感が楽しげだったのでいいかな。僕も心から笑ってみたいものだ。
読了日:9月29日 著者:野尻 抱介
ナナマル サンバツ (4) (カドカワコミックス・エース)ナナマル サンバツ (4) (カドカワコミックス・エース)感想
男かよ! とまあありきたりな突っ込みをしつつ、相変わらず楽しそうにクイズをやる越山くんであります。腐ったフルーツこと麻ヶ丘の演出もなかなか面白かったし、クイズを全力で楽しもうという姿が良いよね。
読了日:9月19日 著者:杉基 イクラ
僕らはみんな河合荘 3 (ヤングキングコミックス)僕らはみんな河合荘 3 (ヤングキングコミックス)感想
宇佐くん意外と幸せを掴むの巻。なんだかんだで今回は割とラッキーあったんじゃないでしょうか。その代わり先輩の方が色々と大変だったけど。さやかさん関連は色々あって面白かった。麻弓さん基本酷かった。
読了日:9月19日 著者:宮原 るり
ちはやふる(18) (BE LOVE KC)ちはやふる(18) (BE LOVE KC)感想
表紙が今までで一番混んでる割りに華が(笑) いや、原田先生素敵です。太一に膝入れるところとか最高です。仲間って良いですね…良い……。っていうか今回指導者の皆さんホント素敵でした。良い指導者がいるって良いね。しかし肉まんくんは毎度くじ運が無いね…そろそろ勝たせてあげていただきたいく。
読了日:9月19日 著者:末次 由紀
空に欠けた旋律<メロディ> (GA文庫)空に欠けた旋律<メロディ> (GA文庫)感想
カジュアルに狂ってるなー、という印象。閉鎖的で息苦しく、どこにも行けない感は良くでていたと思う。メロディで完全に心を壊す人とかが出てたらもっと良かったかな。主人公の仕掛けは驚いたけど、果たして必要だったのか…。印象として近いのはスカイ・クロラだけど、まあ、まだまだだね。
読了日:9月19日 著者:葉月 双

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