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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

野村美月『“文学少女”と恋する挿話集 1』

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

Webで公開されていたものと、書き下ろしの短編を合わせたもの。Webの方は一応ちょくちょく読んでいたので、書き下ろしの短編が楽しみだった。人魚と乙女の話が良かったな。特に乙女は、文学少女シリーズの甘く優しい部分が濃縮されたようなエピソードで、実に幸せな内容だった。一方の人魚は切なく強い部分が際立ってたかな。
しかし本編になんら関係なかった人が主役として出ているというのに、千愛やななせときたら……。
あ、こないだ新宿に新しくできたブックファーストで、画集の方も買えました。
“文学少女”の追想画廊

“文学少女”の追想画廊

短編部分はまだ読んでないので、こんどまたゆっくりと読みたいところ。しかし竹岡さんは色使いが抜群やね。