ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』10巻

おおきく振りかぶって(10) (アフタヌーンKC)

埼玉崎玉戦決着。指導者の有無、目標の差異が大きな溝となって両者に横たわっていた感じですね。
今回の主目的である花井がうまい具合にぐるぐると行き詰ったところで、解決のきっかけになったのが三橋ってのがなんか、なんかうれしいね。言葉に出来ないけどさ。9巻あたりから三橋が成長してるの見えて、なんかうれしいよ。
まあ、怪我してても田島くんはかっこいいからな。そりゃやってられないよね。走って守ってどんだけかっこいいんですかこの子。マジ最高ですよ。あと、きっちりバントを決めた後に「クソ」とか思っちゃうところも大好き。
しかし、押し出しを狙う際の阿部の笑顔がやばいね。あれは悪魔だよ。高1の顔かよこれが、なあ。
埼玉崎玉側としては、「野球ってシンドイなあ」のページがやけに好き。終わらせるためにも前に進むしかない、っていう、そういうあたりが感じられて。