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箱には無秩序に日常が投げ込まれているよブログ

興がのったからジアビスのネタバレ考察するよ!

('(゚∀゚∩ ちょっとのびたよ!

ルークとアッシュ。ゲームの上ではルークがレプリカでアッシュがオリジナルとされていた。
しかし恐らくこれは逆で、真実はルークがオリジナルルークであると思われる。
なぜそう思うのかと言えば、スターというチーグルの存在がここで大事になってくる。
ワイヨン鏡窟のフォミクリー施設にいた二体のチーグル。ここで重要なのは、オリジナルのスターの方が能力が劣っていた点と、オリジナルのスターが死んだときにレプリカによって復活させられている点があげられる。
オリジナルの方が劣るというのは極まれな事象であるらしい。しかし、そもそもなぜそのような設定が必要だったのか、といったことを考えると、これは本編に重要な意味を持つ設定だったのではないかと推測できる。
最後に復活したルークは前髪が本人から見て左の方へ伸びていた。アッシュは鏡写しのように右の方へと伸びていたから、あの身体がアッシュのものではなくルークのものであると分かる。すなわち本体はルークであり、ルークが音素の乖離で死んだ際にアッシュの音素を用いて再構成された、と考えられる。
しかしここで記憶の問題がある。ルークには10歳以前の記憶が存在していなかった。記憶がないのではオリジナルといえないのではないか。
これを覆す一つの仮定として、レプリカを作成すると極まれに記憶も奪われる(レプリカに持って行かれる)ことがあるのではないか、ということ。
バチカルに「ここは私の生まれた街だから住む権利がある」と話すレプリカがいる。このレプリカの存在がこの仮定の肝である。ほとんどのレプリカには自我があっても記憶らしいものを持っている存在はいなかったが、ここに一人だけ存在している。
ということは、ルークもそうであった可能性があると言えるのである。
ルークとアッシュ。炎と灰。
もしかしたらアッシュとは、炎が消えた後に残される灰のことではなく、炎から生まれ出る灰を意味するのではないだろうか。
 
ただ、最大の問題として、精製したときにオリジナルとレプリカを果たして間違えるだろうか、という点がある。
この問題点を補えればこの論も真実身を多少は持たせることができるのだが、未だ納得いく見解が見つけられず、残念の極みである。
追記。
そもそもアッシュが生き急いで(死に急いで)いた理由も、こうだと考えると納得がいくんですよね。アッシュはワイヨン鏡窟でオリジナルの方が劣る場合があることや、レプリカがそう長くは生きられないことを知っていたわけですから。
そもそも10歳以前のルークの利き腕とかうなじの巻く方向だかが分かればすぐに解決するのですがね。今まで不審がられていなかったあたり、そのままだったんじゃないかなあ。それとも記憶が無くなったから利き腕が変わってもおかしいと感じなかったのだろうか。